CROSS研究生滞在報告 
九州大学大学 綿谷氏、今村氏、石松氏、外園氏

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九州大学大学 綿谷氏、今村氏、石松氏、外園氏

CROSS研究生滞在報告 九州大学大学 綿谷氏、今村氏、石松氏、外園氏
装置見学と、将来のビームタイム課題申請に向けた研究検討

研究開発部 花島隆泰

実習・学習内容

  • 偏極中性子反射率の入門編、磁気構造モデルの構築およびフィッティング解析
  • ビームラインおよび偏極中性子反射率の試料磁場環境の見学
  • ビームタイム申請に向けた研究テーマ、試料の検討
  • 固液/液液/気液界面の研究紹介とディスカッション

CROSS 研究生実習を終えて

2023年9月11日から9月15日までの5日間、九州大学 吉武研究室より、今村 謙吾さん (学部3年)、綿谷 敦志さん (修士2年)、外園 駿介さん (学部4年)、石松 佳樹さん (学部4年) と吉武剛先生 (教授) がCROSS 中性子科学研究センターに来所し、偏極中性子反射率利用の基礎、データ解析を学び、研究検討を行いました。

今村さんは、高専から編入してきて、吉武研究室で研究を開始するタイミングであり、研究テーマは「偏極中性子反射率によるダイヤモンドスピン流の検出」です。綿谷さんは吉武研ですでにこのテーマで成果を出し、今村さんに研究テーマを引き継ぐ予定です。
実習中、学生たちが次々に体調を崩したため実習を中断し、1.5か月後にwebミーティングで実習報告会を行い、実習をまとめました。慣れない研究分野でしたが、最期まであきらめずに実習をマスターし、研究プレゼンテーションを行いました。今回の実習で得た知識と経験を今後の中性子実験にも活かしていかれることを期待しています。