開催趣旨
量子ビームは学術から産業にわたる広い分野において、その研究開発を支える重要なツールとして欠かせない役割を担っています。 KEK 放射光実験施設(PF)とJ-PARC 物質・生命科学実験施設(MLF)は比較的近い距離に位置し、放射光・陽電子と中性子・ミュオンの それぞれの特徴を活かしたマルチプローブ利用による新しいサイエンスも広がりを見せています。 2015年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、施設スタッフとユーザーとの情報交換の場であるだけでなく、異なるプローブを用いる研究者間の交流を通して将来の量子ビーム利用研究のあり方を考える場となることを目指し、開催されてきました。 つくばでの開催は、前回2023.3がハイブリッドでしたが、10回目を迎える今回は対面開催(のみ)でプログラムを設定する予定、懇親会も計画しております。 今回のサイエンスフェスタが最新の量子ビーム活用技術と最先端の学術研究の融合が進む機会となりますよう、ご活用いただければ幸いです。
多数の皆様のご参加をこころよりお待ち申し上げております。